出前講座拡大版 松野町立松野西小学校

2020年7月22日 18時56分

7月20日、松野町立松野西小学校で「子どもたちの可能性を伸ばす小学校プログラミング教育」として、出前講座拡大版を行いました。出前講座は1回のみですが、出前講座拡大版は、全3回で行います。第1回目の研修内容は、「プログラミング教育の基礎」です。今年度から小学校におけるプログラミング教育が必修化されたことにより、松野西小学校の先生方の熱心な研修が行われました。

前半は、小学校教育にプログラミング教育が導入された背景や学習指導要領、「小学校プログラミング教育の手引き(第三版)」に基づいた小学校プログラミング教育のねらいや「プログラミング的思考」についての講義を聞いていただきました。

後半は、A分類(学習指導要領に例示されている単元等で実施するもの)とされている内容について、パソコンを使って実習していただきました。まず、算数第5学年「正多角形の作図」としてビジュアル型プログラミング言語を用いたソフト、「プログル」(https://proguru.jp/)と啓林館プログラミングサイト(https://digi-keirin.com/es20/link/sansu5-pg.html)を利用しました。プログラミングしなくてもよさそうな内容に見えるかもしれませんが、この活動が、正多角形の性質のより確実な理解につながることに気付いていただけました。また、理科第6学年「電気の利用」として同じくビジュアル型プログラミング言語を用いたソフト、学校図書「GPros(ジプロス)プログラム」(https://qr.gakuto.co.jp/GProS_1/index.html)と「Micro:bit」(https://makecode.microbit.org/)を利用しました。実際の電球や電光掲示板は用いずに、パソコン上でシミュレーションできるソフトです。これにより、身の回りの様々な機械が、コンピュータによるプログラミングにより動かされ、生活がより便利で豊かになっていることに役立つ教材であることを体験していただきました。