特集:ScratchJrを使ってみる
ScratchJrを使ってみよう!
Scratchよりも簡単!未就学児や小学校低学年向け
ScratchJr(スクラッチジュニア)は、5~7歳の子ども向けに作られた入門用のプログラミング言語です。アイコン型の命令ブロックをパズルのピースのように横につなげていくことで、キャラクターを動かしたり、声や音を追加したりすることができます。iOS、Android用のタブレット専用アプリとして、無料で配信されています。
詳しくはこちら ScratchJrの公式サイトへ
こんな動きが簡単にできます。(動画)
大事なことは、ボールにも動く命令を与えることです。 ねこがボールをけっているように見えますが、実はねこがボールにぶつかるとボールが動く仕組みになっています。
分かりやすい命令ブロック
ScratchJrの命令ブロックには文字は使われていません。ブロックに描かれた絵でその命令の説明をしています。また、ブロックをタップをすると簡潔な平仮名での説明がでてきます。このように、小さな子どもでもすぐわかるように作られています。子どもたちは、タブレットの画面に指で触れて操作することによって、簡単にプログラミングを学習するとこができます。
ブロックの詳細はこちら ブロックの説明ページ(ScratchJrの公式サイト)へ
キャラクターの作成も簡単!
編集画面は、非常に分かりやすくなっています。描きたい図形、線の太さ、線の色等がすぐにわかるようになっています。手描きでオリジナルのキャラクターを作ることもできれば、既存のキャラクターに描き加えて新たなキャラクターを作ることもできます。カメラで撮影した写真を追加することもできます。
AirDropによるプロジェクトの共有が可能
作成したプロジェクトをほかのタブレットに送って共有したい場合は、Eメールを使うとできます。また、iPadではAirDrop機能を使うと共有できます。タブレットを渡さなくても、子どもたちの間でお互いの作品を見せ合うことができます。
操作方法の説明動画
1 プロジェクトの作成・名前の変更・削除
2 背景の設定・編集・削除
3 キャラクタの設定・編集・削除
4 動きのブロックを使った簡単なプログラム
使用したブロックは、みどりのはた、みぎにうごく、うえにうごく、したにうごく、おわり、です。家の玄関まで移動させるプログラムを少し試行錯誤して完成させている様子です。
5 きっかけブロックの利用(会話をさせてみよう)
あるキャラクタがメッセージを送り、それを受け取ったキャラクタのプログラムが実行される仕組みを利用しています。これにより、キャラクタ同士が会話する動作を実行させることができます。動画では、1種類の色のメッセージのみ利用しましたが、最大6種類の色のメッセージがありますので、少し長い会話をさせることもできます。
6 きっかけブロックの利用(追いかけっこをさせてみよう)
「ぶつかったらスタート」ブロックを使って、追いかけっこをするプログラムを作ります。キャラクタ同士がぶつかると動く仕組みになっているので実現ができます。
7 きっかけブロックの利用(かけっこをしよう)
「タップしたらスタート」ブロックを使って、かけっこをするプログラムを作ります。「ぶつかったらスタート」と異なるのは、キャラクタをタップして動かすことです。かけっこをゲーム感覚で楽しむことができます。
8 複数のスライドを連続して実行させる
一つのプロジェクトにつき、スライドは4枚まで作成できます。それらを順番に連続して実行させることができます。動画では、2枚のスライドで紹介しています。複数のスライドを連続して実行することができると、うごく紙芝居として物語を作ることができます。