特集:micro:bitを使ってみる
イギリス発!プログラミング体験ができる小さなコンピュータ
micro:bit(マイクロビット)とは?
micro:bit(マイクロビット)は、プログラミング教育、STEM教育の盛んなイギリス生まれのマイコンボードです。マイコンボードとは、小さなコンピュータのことで、BBC(英国放送協会)が中心となって開発しました。イギリスでは、日本の中学1年生に当たる100万人の生徒に、無償で配布されています。
約5cm×4cmほどの基板上に、個々の制御が可能な25個のLED、2個のプッシュボタン、加速度センサー、明るさセンサー、磁気センサー、温度センサーを搭載し、無線通信機能(Bluetooth)にも対応しています。
また、micro:bitに用意されたプログラミングソフトは、ブラウザ上でブロックを組み合わせるだけでプログラムを作れるため、子どもでも簡単にプログラミングを習得することができます。
さらに、プログラミングソフトには、プログラムの動作を画面上で確認できるシミュレーター機能があるため、micro:bitに何度も書き込まなくても、自分で作ったプログラムの結果をパソコンの画面で確認することができます。「作る→試す」を繰り返しながらプログラミングしていくのに大変役に立つ機能です。
micro:bit(マイクロビット)の使い方
micro:bitを使う手順は、次のとおりです。
1.コンピュータを起動し、USBケーブルでmicro:bitをつなぐ(パソコンのフォルダを開くと「MICROBIT」という名前のフォルダが新しく見える)。
2.インターネットブラウザでプログラミングソフトに接続し、ブロックを組み合わせてプログラムを作成する。
3.作成したプログラムをダウンロードし、micro:bitに書き込む。
なお、micro:bitの制御には、次のものが必要です。
・micro:bit
・コンピュータ
・MakeCodeエディター(プログラミングソフト)
・USBケーブル(microBタイプ)
micro:bitの各部の名称と役割
MakeCodeエディターの起動と画面構成
プログラムの作成と保存
センサーを活用したプログラミングの実習例
・実習1「LEDでアイコンを表示させる」 解説ファイル_1.pdf
・実習2「LEDでアイコンを点滅させる」 解説ファイル_2.pdf
・実習3「電光掲示板を作成する」 解説ファイル_3.pdf
・実習4「明るさの値を表示し、一定の暗さになったらLEDを表示させる」 解説ファイル_4.pdf