サテライト講座 今治市教育委員会

2020年8月19日 16時54分

8月17日、今治市立吹揚小学校を会場に、プログラミング教育のサテライト講座を行いました。サテライト講座は、市町教育委員会と総合教育センターが連携して実施する研修会です。今回は今治市教育委員会との連携で、今治市内の小学校の先生方にご参加いただきました。

 

 

 

 

 

 

前半は、A分類とされている内容の算数第5学年「正多角形の作図」を、ビジュアル型プログラミング言語を用いたソフト「スクラッチ」の「ペン」を利用しました。この活動が角の数と円、内角、外角の関係を学習することに有効であることや、コンピュータが得意とする「順次」「分岐」「反復」であることを体験していただきました。後半は、B分類ー④とされている「課題について探求して分かったことなどを発表(プレゼンテーション)する学習場面(総合的な学習)」を体験していただきました。これは「街づくり」を課題に設定して探究活動を行い、知らせたいことを発表資料にまとめるという授業を想定して、同じく「スクラッチ」を用いたマップを作るものです。マップ上にキャラクターを登場させたり、あるいは写真を表示したり消したりするたびに、「お~っ」「できた」と驚きの声が出ていました。子どもたちが体験するときにも同じように「お~っ」「できた」と歓声が上がることでしょう。思い通りにプログラミングできず、意図しない結果になる場面もありましたが、先生方に「プログラミング的思考」を育む過程を体験していただく研修になったのではないでしょうか。

講座で使用したテキストは こちら→ R2_今治サテライト講座テキスト.pdf 
マップ作成の資料は こちら→ マップ作成資料