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出前講座 東温市立北吉井小学校

2022年8月30日 08時42分

 8月29日(月曜日)、東温市立北吉井小学校にて出前講座を行いました。今回は、愛媛県ICT教育推進ガイドラインに記載されている、小学校段階でのアドバンストスキルの活動例で取り上げられているものを、実際にやってみました。

 プログラミング教育の意義について確認した後、早速作っていきます。まず、完成した資料を見ました。プログラミングを学習するソフトを使って、プレゼンテーション資料を作成できるということに驚いている先生が多くいました。

 「Scratch(スクラッチ)」のページを立ち上げ、作り方を学びます。背景を設定し、自分の好きなキャラクターを置いていきます。次に、説明を録音し、吹き出しに文字が出るように設定します。好きなキャラクターの位置を決めたり、録音したりしようとしますが、位置を決めるコマンドが表示できません。「どうしたらいい?」「誰か教えて」といった声が出てきました。すると、「キャラクターをダブルクリックすると、位置を決めたり録音できたりする」ということが分かり、作業が進んでいきます。さすが先生方、飲み込みが早く、どんどん進んでいきます。コツが分かってできるようになると、のめりこむように夢中になって取り組むのは、子どもも大人も同じですね。録音して聞き直したり、声や吹き出しを出すタイミングがあっているか確かめたりして資料を作っていきました。自分が思うように動いていないと、プログラムに戻って、どこを修正すればよいか考える、まさにプログラミング的思考を働かせて学習を進めるということを、教師自身が体験することが大切であると改めて感じました。

 最後に、Scratchを用いた教材紹介しました。音楽のふしづくりを行うことができたり、分数の大小比較ができたり、都道府県紹介をしたりと、多種多様な教材が紹介されていて、先生方から歓声が上がるほど盛り上がりました。前半、後半含めて「これ面白いね」「早速2学期からの学習でやってみよう」という声が多く聞かれました。